介護現場の環境が問題視されている

介護の必要な人はどんどん増えているのに、それをケアする人たち、つまり介護職に携わる人たちが不足しているのが現状です。
なぜ人手が不足しているのでしょうか。
その原因は、介護職の離職率の高さにあります。
ではなぜ離職率が高いかというと、それは労働環境の悪さが原因と言わざるを得ません。
介護の職場は、しばしば「きつい」「汚い」「給料が安い」の「3K」といわれます。
こんな状態の職場に、誰が好んで働きたいと思うでしょうか。

今後求められること

世間にはリストラにあって仕事を失った人たちがたくさんいます。
そんな人たちが、求人募集が多いからと介護職に仕事を求めて殺到した時期がありました。
しかし実際に介護の現場に立ったとき、仕事の内容のハードさと支払われる報酬のギャップに多くの人が逃げ出してしまった実情があります。

仕事がハードなだけでなく、それに見合った報酬がしっかり支払われているとは非常に言い難いのです。
下手をすると一般的なアルバイトの収入のほうが多いというケースもあるほどです。

そのため、就職しても家庭を養っていくことができずにすぐに離職してしまうという事態になってしまうのです。
こういった現状をなんとかしようと、国を挙げて有資格者の再就職を支援したり外国人労働者の導入を考えています。
さらには、介護ロボットの開発・導入も急ピッチで進んでいます。

けれども、何よりも求められることは現在介護現場で働いている人やこれから働こうとする人への労働環境をしっかり整備することではないでしょうか。